研究会「未利用木材利用可能量推計および収穫システム」の

開催について

日程:平成30年6月27日(水)東京大学農学部弥生講堂アネックスエンゼル研究棟講義室

13:00~13:30 宇都宮大学農学部 有賀一広

開催の趣旨,今後の予定について

13:30~15:00 信州大学 白澤紘明・宇都宮大学 山本嵩久

全国未利用木材利用可能量推計に向けて

15:00~16:00 富山県農林水産総合技術センター森林研究所 図子光太郎

富山県における木材利用可能量の推計について

16:00~17:00 三重大学農学部 中田知沙

アクセシビリティを指標とした木質バイオマス発電所への森林資源供給の可能性

17:30~19:30懇親会 居食処明憩(めい)会費4 千円


平成30年6月28日(木)東京大学農学部弥生講堂アネックスエンゼル研究棟講義室

10:00~11:00 京都大学フィールド科学教育研究センター 長谷川尚史

岡山県真庭市における取り組み

11:00~12:00 高知大学農学部 鈴木保志

未利用広葉樹や新たな森林資源(コウヨウザン)収穫システムの研究計画について


連絡先:宇都宮大学農学部 有賀一広aruga@cc.utsunomiya-u.ac.jp

会場についてのお問い合わせ先:東京大学大学院農学生命科学研究科 吉岡拓如tyoshioka@fr.a.u-tokyo.ac.jp

森林利用学会事務局 03-5841-5205

後援:木質バイオマス利用研究会


開催の趣旨

平成24年7月に再生可能エネルギー固定価格買取制度FIT(Feed-in Tariff)が開始され,木質バイオマス発電,特に固定価格が高値に設定された未利用木材(森林バイオマス)を燃料とする発電施設が,平成29年3月時点で,全国で122ヵ所認定され,すでに39ヵ所で稼動しています。未利用木材を燃料として利用することは,林業振興や山村の雇用創出などに貢献することが期待されていますが,一方で出力5,000kWで60,000t/年程度が必要とされる未利用木材を買取期間20年間,安定して調達できるかが懸念されています。

そこで本研究会では「日本全国の長期的な森林バイオマス利用可能量推計モデル」を構築することにより,このモデルを用いて施業体系,燃料材価格が変化した場合や収穫技術,路網整備が向上した場合のコスト低減による利用可能量への影響を検討するとともに,FIT終了後の状況についていくつかのシナリオを想定,分析することにより,今後の木質バイオマス発電の採算性向上に資する未利用木材長期安定供給シナリオを提示したいと考えております。

また,これまで用材の生産システムに取組んできた森林利用学会におきまして, FITで認定を受け稼動を開始した発電所に未利用木材を燃料材として供給する事業体を対象として,実際の未利用木材収穫作業を調査し,効率的な未利用材収穫システムを構築し,新たな産業となる森林バイオマスサプライチェーンの確立,そして安定的な未利用木材の供 給体制の構築に貢献したいと考えております。

以上の趣旨により,日頃「未利用木材利用可能量推計および収穫システム」などの研究に取組まれている皆様と深く議論したく,今回,このような研究会を企画いたしました。本研究会では今後も現地検討会や森林利用学会,日本森林学会におきまして公募セッションや企画シンポジウムを開催するとともに,研究成果は森林利用学会誌,日本森林学会 誌におきまして特集号として公表していきたいと考えております。多数の皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。


参考

日本森林学会誌99巻6号(2017年12月発行)特集「バイオマス発電所は燃料の未利用木材を安定的に確保できるのか?」

森林科学83号(2018年6月発行予定)特集「未利用木材の発電利用は持続的たり得るか?」

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