2017年度(鹿児島大学)

開催日

2017年3月29日

場所

鹿児島大学郡元キャンパス 共通教育棟1号館125講義室

シンポジウムテーマ「次世代の森林づくりに向けて—その最前線で課題を問う—」

趣旨:

拡大造林の時期を経て育成されてきた人工林資源も本格的な利用期を迎え,主伐から再造林までを視野に入れた技術革新が図られています。特に,成長が旺盛な地域である南九州では先行してこれらの取組みが進められてきました。一方で,素材生産量の増大を吸収する需要の確保,再造林のための苗木の増産,一貫作業システムによる事業採算性の確保,素材の大径化に対応した作業システムの見直しなど多くの課題も指摘されています。皆伐・再造林を通じて次世代の森林を作り直す機会でもあるこの動きを多面的に検討する機会を設けようと,本シンポジウムを企画しました。その最前線にある地域で実際に取り組まれている方々から話題提供いただき,現状の認識を深めるとともに,次世代の森林づくりに向けて議論を行います。

話題提供:

秋元拓也(鹿児島県環境林務部)
富永昭文(曽於市森林組合)
砂田博文(砂田樹苗園)
岡勝(鹿児島大学)
山下史洋(木脇林業)

コメンテータ:

近藤稔(名古屋大学)
後藤純一(高知大学)

司会・進行:櫻井倫(宮崎大学)

案内文書(PDF版Word版

2020年06月19日