第20回森林生産システム研究会

開催日:2015年11月6日(金)~7日(土)

場所:長野県上水内郡信濃町 長野森林組合間伐作業山林(黒姫山国有林),ホテルタングラム

開催趣旨:

 架線系集材システムは大きな進化を続けており,年々,新たな機械が開発されているところですが,一方で林業機械の走行性能の進化,改良も進められ,進入可能な森林エリアも増えつつあります。特に,本年春の森林利用学会シンポジウム(札幌)でもいくつかの事例が報告され,その中ではウインチサポートによって35度の傾斜地においても運用していくという話も出てまいりました。斜面の状況次第では北海道以外の傾斜地でも適用しうるものに発展する可能性があります。適切な作業システムの選択のためには,今一度,林内走行の作業エリアがどのように拡大しつつあるか,その限界と課題について,整理が必要であると考えられます。
 そこで今回の森林生産システム研究会では,平成22年度にホイール式ハーベスタ(SAMPO社製SR1046Pro)および6輪ホイール式フォワーダ(VIMEK社製608)が導入された長野森林組合様において,2台の機械のみで搬出作業を行うCTL(Cut-to-Length)システムを見学させていただき,長年にわたり作業実績を積まれてきた中で明らかになってきた課題や,傾斜や土壌などの林地条件によるCTLシステムの限界,さらにはレーザー測量データ(LiDAR)を活用した作業システム選択の考え方などに関して解説していただき,林内走行による作業システムの方向性と将来の姿を展望してみたいと考えております。

実演機械:

ハーベスタ SAMPO
フォワーダ VIMEK
フォワーダ IHI F801
ウインチ付グラップル コマツ PC55MR
プロセッサ イワフジCT500
フォワーダ イワフジU3BG
ウインチ付グラップル クボタ KX57-6
8輪フォワーダ(ヨーロッパからの導入機種)

主催:森林生産システム研究会,共催:森林利用学会,後援:長野県

2020年06月19日